和歌山マリーナシティホテル、従業員Tです。
私はフルーツ王国和歌山で生まれ育ったので、昔から果物は、特に柑橘類に関しては親戚や知人から頂く事が非常に多く、今回もたくさんの八朔を頂きました。
八朔はそのままでも充分美味しいのですが、なにぶん少人数家族なもので、なかなか全部食べようと思うとかなりの日にちがかかります。で、毎年頂いたら、保存するためにいろいろと試しています。
今回ご紹介するのは、ウイスキー&砂糖に漬けたデザート、そして八朔ジャムです。
・頂いた八朔を全部外皮をむき、中身の袋も剥いて身だけにします。
※約40個ほどあったのをひとりでむきむきしたら、約4時間くらいかかりました…。
・その剥き終わった身を、ウイスキー漬けにするのと、ジャムにするのを適当に分けます。
・ウイスキー漬けにする分は、タッパーに入れ、上から砂糖・ウイスキーをお好みに応じて振り入れます。
(ウイスキーは、香り付けの為だけですので適量振り入れ、いい香りがすればOKです)
・まんべんなくかき混ぜて冷蔵庫へ。
※この時点で味見をして、甘味が足りない様でしたらもう少し砂糖を足して、再度かき混ぜてください。
冷蔵庫で二日ほど寝かすと美味しくなります。
・ジャムは、むき身をミキサーにかけ2~3回まわし、鍋にとります。(ツブが残らない方がお好みでしたらもう少し回してください)
・お砂糖(結構多めに)を入れ最初は中火で煮、ブツブツと沸騰してきたら弱火にして、出てくる泡はお玉ですくい取ります。※約1時間位煮詰めます。(量により加減してください)
・別容器に入れ(熱いうちはまだシャブシャブで柔らかいです)、フタを閉めずに冷まします。
・冷めたら冷蔵庫に入れ保存。※小瓶等に小分けしたら便利です。
今回八朔ジャムを、当和歌山マリーナシティホテルのベーカリーショップ「カテリーナ」が誇る食パン「リッチパン」1切を、半分は焼かずに生で、半分はトーストにして八朔ジャムをたっぷり塗って頂きました。
たいへん美味です!
またウイスキー漬けの八朔は、ヨーグルトにトッピングして頂きました。
可愛いガラスの食器に八朔漬けだけを入れても、オシャレなデザートで夕飯をグレードアップしてくれますよ!
暑い夏、来客にお出ししてもたいへん喜ばれます。
(八朔は春の果物なので、夏は「甘夏・夏蜜柑」でも応用できますので是非試してみてください)
あっさりと、大人向けの夏にぴったりのデザートです。